インストラクターのためのLINEオープンチャット活用法!オプチャの作り方から活用法まで

LINEのオープンチャット(オプチャ)に参加されたことはありますか?

共通のテーマでLINEで繋がることができるコミュニケーションの場になります。

誰でも作ることができ、上手に活用すれば、講師と参加者の信頼関係を築くツールにもなります。

この記事では、オープンチャットの作成から活用法まで、フリーランスで活動されている方、インストラクターに特化した内容をお届けします。

LINEオープンチャットとは

LINEオープンチャットは、共通の興味や目的を持つ人々が集まり、情報交換やコミュニケーションを行える無料のプラットフォームです。

コミュニケーションや情報共有に最適なツールとなります。

オープンチャットの主な特徴

  • 匿名で参加ができる
  • 最大5,000人まで参加可能
  • 過去のトーク履歴を閲覧できる
  • URLやQRコードで簡単に招待できる

オプチャを作るメリット

オープンチャットを活用するメリットは、

  • レッスンや講座の内容の補完 参加者でのディスカッションを通じて、理解度を深められます。
  • コミュニティ形成 参加者同士の交流を促進し、モチベーションを高められます。
  • 情報共有の効率化 レッスン情報や教材の配布が容易になります。
  • 質問対応の一元化 質問を他の参加者も見れるので、質問を一元化できます。

オプチャの活用法

私が見てきた&やってきたオープンチャットの使い方が上手だな~と思った活用事例をご紹介します。

長期講座やWSの参加者限定オープンチャット

講座前のリマインド・復習用資料やアーカイブの配布や参加者の質問の受付に使用。

チャレンジ企画のオープンチャット

期間限定の参加者と一緒にやるチャレンジ企画に活用。

学びを深めるオープンチャット

期間限定ではなく、特定のテーマやツールの使い方や困ったことなどを相談できる場として活用。

オープンチャットも色んなものがあるので、ぜひ他のオプチャも参加してみてリサーチしましょう。
やってみたくなった方は、早速オープンチャットを作ってみましょう!

オープンチャットの作成手順

簡単な手順でつくることができます。

LINEアプリを開き、右上「オープンチャット」をタップ

LINEのトーク画面の右上にオープンチャットのマーク(四角い感じの)がありますので、これをタップします。

「作成」をタップ

下の真ん中に「作成」ボタンがありますので、タップします。

チャット名、説明、カテゴリーを設定

オープンチャット名は必須になります。
その他は任意で設定し、入力が完了したら、右上「次へ」をタップします。

プロフィールを設定

次の画面で自分のアイコン・名前を設定し、右上の「完了」をタップします。
自由に設定ができますが、管理者の場合は、分かりやすい表記にしましょう。

禁止事項を確認

内容を確認し、「確認しました」ボタンをタップし、これでオープンチャットは完成です!

オプチャに招待する方法

オープンチャット>右上「三」をタップ>「招待」をタップ

URLのコピー、もしくは、友だちを招待など、お好みの方法で招待しましょう。

おすすめの初期設定

いくつかオプチャを作っていく中で、やった方がいいと思う設定をご紹介します。

オープンチャット設定は、右上「三」をタップし、設定をタップします。

オープンチャットのメイン画像

▼ 設定方法

オープンチャット>右上「三」をタップ>設定>オープンチャットのメイン画像

デフォルトがLINEキャラクターになっているので、分かりやすい画像にしましょう。

メンバー管理

もし一緒に管理する方がいる場合は、オプチャに参加してもらった後に、共同管理者に設定しましょう。

▼設定方法

共同管理者がオプチャに参加後

オープンチャット>右上「三」をタップ>設定>メンバー管理>共同管理者を設定>対象メンバーを選択

▼権限の設定

オープンチャット>右上「三」をタップ>設定>権限

管理者・共同管理者・メンバーの権限を選べます。

たとえば、ノートを作成できるのは、管理者・共同管理者のみにしたい場合は、「すべてのメンバー」→「管理者・共同管理者」へチェックを変更します。

背景デザイン

設定画面の下の方にスクロールしていくと、「背景デザイン」があります。
トークの背景を、他の画像や、自分の持っている写真に変更できます。

最初は背景がLINEキャラクターになっているので、分かりやすい背景やチャットが読みやすい背景にしましょう。

効果的な運営のコツ

オープンチャットの場が参加者にとって有意義な空間になる運営を心がけましょう。

ルールの明確化

投稿のガイドラインやルールを設定し、健全なコミュニティの場を作りましょう。
運営側で参加者が最初に読んでもらうように、アナウンスし、いつでも見返せるようにノートにもまとめましょう。

ガイドラインやルールの例)

【はじめにお読みください】
・このオプチャの目的
・やって欲しくないこと 例)23:00~7:00まではチャット禁止とか
・場合によっては強制退出させて頂きます。

アナウンスのやり方

アナウンスは、オプチャを開いたときに、チャット上部に固定されるメッセージになります。

アナウンスの設定方法は、チャットにメッセージを送り、そのチャットを長押しすれば、「アナウンス」を選択することができます。

ノートやイベントを直接アナウンスすることはできませんのでご注意ください。

ノートの活用

ノートは、共有情報などをストックできる機能です。
チャットだと、流れてしまってさかのぼるのが大変ですが、ノートを使えば大事な情報をすぐに見返すことができます。

ノートの作成方法は、オープンチャット>右上「三」をタップ>ノートをタップします。

右下「+」をタップし、「投稿」でテキストや写真を、写真では画像や動画をノートに保存できます。

予約メッセージの活用

あんまり知られていないですが、オープンチャットも予約メッセージができるんです!

▼設定方法

オープンチャット>右上「三」をタップ>「Bot」をタップします

そして、「自動応答」をオンに変えます。

(ちなみに、「自動応答」の下「管理者」をタップすると、共同管理者も編集ができるようになります。)

「予約メッセージ」をオンに変えます。

「追加」をタップし、メッセージを追加します。

ご自身が分かりやすい管理名・送信するメッセージ・送信する日時・繰り返しの設定をしたら、「保存」をタップします。

設定したメッセージは「Auto-reply」から、指定した日時に送信されます。

これはチャレンジ企画には便利ですよね!

運用時の注意点とトラブル対策

オープンチャットでのトラブルが起きないように、

プライバシー保護

個人情報の取り扱いに十分注意しましょう。

著作権への配慮

講座の教材や資料を共有する際は、「ほかの方への共有はご遠慮ください」「取り扱いに注意ください」などと一言添えて注意を促しましょう。

トラブル対応

不適切な発言や行動には迅速に対応し、必要に応じてメッセージの削除や退会処理を行いましょう。

時間管理

24時間対応にならないよう、参加者に事前に対応時間を伝えましょう。

こちらの記事もおすすめ

さいごに

オープンチャットは、適切に活用すれば、参加者とのコミュニケーションが取れたり満足度を高めるので、信頼関係を築くのにも有効です。

ただし、運営には責任が伴うことを忘れずに、楽しみながら効果的なコミュニティ作りを目指しましょう。