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誰もが一度は経験したことがあるでしょう。
友人の成功を聞いて落ち込んだり、SNSで他人の華やかな生活を見て自分を卑下したり。
人と比べてしまう習慣は、私たちの心に大きな負担をかけます。しかし、この習慣を断ち切ることで、思わぬ成長の機会が訪れるかもしれません。
なぜ人は比べてしまうのか
人が比較する傾向にあるのは、比べないと差が分からないから。
比べないと、自分は劣っているのか、優れているのかという立ち位置が分からないからです。
例えば、学校のテストの点数や50m走の早さが平均より悪ければ、
「やり方が悪いのかな?」
「能力や体質の問題なのかな?」
「努力が足りないのかな?」
という分析ができ、「もっと良くなろう!」という自己改善のきっかけになることもあります。
ビジネスの観点でも、競合を調べる事で、自分や商品の特徴を上げられたり、オリジナリティを見つけられたりと競合分析は自社の強みを見出すために重要な手段の一つになります。
つまり、比較すること自体は必ずしも悪いことではありません。
比較が問題になるとき
比較が負の影響を及ぼすのは、感情が介入したときです。
「なぜ私はこんなに頑張っているのに、○○さんのようになれないんだろう」
「やっぱり私はだめだ」
思ってしまうのは仕方ないけど、その感情に振り回されないようにすること。
といったネガティブな感情に支配されると、自己肯定感が低下し、精神的な健康を損なう可能性があります。
事実と感情を分離する
女性はあるあるなんじゃないかなと思うんですが、夫に「こんなことがあってね」と話していると、たまに
「それは思った事?それとも言われた事なの???」
と聞かれます。
と、私はつい、事実と感情が混じって話をしてしまいがちです。
意識していないと、気がつけなかったり、事実=感情になってしまう事もあります。
特にショックなことや大きな出来事だとそうなりがちですが、まずは普段から意識をして
「事実なのか、感情なのか」
を見極めるようにしています。
冷静な目で分析をする
事実と感情を切り離す事ができたら、分析をします。
事実から見えてくる反省点や改善策を挙げてみます。
例えば、
「フォロワー100人のアカウントで、1週間毎日インスタの投稿をして20人フォロワーが増えた」
という事実があったとします。
これは、多いと思いますか?少ないと思いますか?
そして次にどんなアクションができるでしょうか。
ここで、もう一つ要素が必要なことが分かります。
それは、目標です。
目標設定の重要性
多いか少ないかは、その時の目標によって変わります。
フォロワー10人増が目標だったら目標よりも多い良い結果なので、何が良かったのか、もっとできる事があるのか。と振り返ります。
フォロワー50人増が目標だったら、少ないという悪い結果なので、何が問題だったのか、別の方法はないか?となります。
目標が無ければ、分析もできないんです…!
で、その目標があれば。
比べる先は、誰かではなく過去の自分に変わります。
だから、人と比べる必要がなくなり、自分と向き合った内的な成長を促す、材料になります。
人と比べてもキリがないですしね。
行動ができた事、成長できた事を自分で認めながら楽しんでいきたいですね。
自分らしさを大切に
人と比べるのをやめることで、自分自身と向き合う時間が増えます。
これは、真の自己成長への第一歩となります。
他人の基準ではなく、自分の価値観に基づいて人生を歩むことで、より充実した日々を過ごせるようになります。
さいごに
完璧を目指す必要は全くありません。
自分の成長を楽しみながら、一歩ずつ前進していくことが大切です。
そうすることで、いつの間にか「人と比べなくなった」自分に気づくはずですよ。