ヒューマンアナトミーアトラスをSNSやブログで使用しても大丈夫?著作権のポイントを解説!

本ページプロモーションが含まれています

クラスや講座で説明する際に、3Dで筋肉や骨格を見れる「ヒューマンアナトミーアトラス」は、非常に分かりやすく便利なツールです。

しかし、SNSやブログで画像や動画を利用する際、著作権やライセンスについてのルールが気になるところ。

今回は、ヒューマンアナトミーアトラスのコンテンツを、オンラインで利用する際の著作権に関するポイントについて詳しく解説します。

安心してコンテンツを発信するために、ぜひ参考にしてください。

ヒューマンアナトミーアトラスとは?

ヒューマンアナトミーアトラスは、人体構造を3Dで視覚的に学べるアプリケーションで、医療従事者や学生、インストラクターの方にも人気のツールです。

App Store / Google Play

骨や筋肉、神経など、詳細な解剖図がリアルタイムで操作できるため、理解が深まるだけでなく、教育やプレゼンの場面でも役立ちます。

ただし、こうしたアプリにはコンテンツの権利が存在するため、利用する際には利用規約を確認する必要があります。

ヒューマンアナトミーアトラスの著作権は?

ヒューマンアナトミーアトラスのコンテンツは、開発元であるVisible Bodyが著作権を保有しています。

そのため、アプリ内で作成した画像や動画を無断で他のメディアで使用することは、著作権侵害になる可能性があります。

また、Visible Bodyの利用規約には、商用利用や二次配布などに関する制限が記載されているため、利用前に確認が必要です。

SNSやブログで利用する際のチェックポイント

ヒューマンアナトミーアトラスで生成したコンテンツをSNSやブログに掲載したい場合、Visible Bodyの公式ガイドラインに従うことが重要です。

以下、Visible Body製品のコンテンツの使用許可を引用します。

教育・非商業目的の一般市民

限定的かつ制限付きで、当社は、一般の視聴者が閲覧できるように、公共の場で知的財産を共有するための無料の許可を付与します。これには、当社の販売用製品およびWeb上で利用可能な無料コンテンツが含まれます。これらの制限事項および制約をよくお読みください。 

1団体につき年間5枚の画像/20秒の動画まで使用することを許可しますが、次の制限があります。

  • 画像や動画はいかなる形式でも販売されていません
  • 画像や動画は、解剖学、生理学、または病理学を説明するために使用されるもので、販売中の製品を説明するものではありません。
  • 学術雑誌を除き、当社の知的財産が使用されている印刷物、ウェブサイト、またはソーシャルメディアは、販売、広告サポート、有料の壁によるアクセスの制限はありません。
  • クレジットは常に表示されます:
    • 印刷またはビデオの場合は、画像またはビデオとともに表示される「Visible Bodyによる画像提供」を使用してください。
    • ウェブサイトまたはソーシャルメディアは、(1)「Visible Bodyによる画像提供」およびVisible Bodyのリンク先として  www.visiblebody.com を含める、(2)または、 @visiblebodyやVisible Bodyをハイパーリンクにした「Thanks to @visiblebody」または「Thanks to Visible Body」を含めてください。
  • 学術雑誌の場合、引用は次のようになります。[商品名] (リリース番号)[コンピュータソフトウェア]。(発売年)。[取得日と会社のurl]。ここに例を挙げます。Visible Body Suite(バージョン4.31)[コンピュータソフトウェア]。(2023)。2021年1月21日、www.visiblebody.com より取得。

注:これらの権限は、Visible Bodyの独自の裁量で付与され、いつでも取り消される可能性があります。時々、ここでチェックすることをお勧めします。これらの説明をできるだけ明確にするために、当社のチームは努力しています。これらのガイドラインについて疑問がある場合は、独立した法的助言を求めてください。サポートチームは、具体的な使用例に関するご相談は提供しておりません。

引用を踏まえて、以下のようなポイントを抑えましょう。

  • 画像や動画はいかなる形式でも販売は不可。
  • 年間5枚の画像/20秒までの動画まで使用することを許可。
  • ブログ・SNSでは、「Thanks to @visiblebody」または「Thanks to Visible Body」を記載する。
  • 広告収入を得ていない。

ヒューマンアナトミーアトラスの利用例

実際どうやって記載しているのかが分かりやすいように、ネット上で見つけた利用例をご紹介します。

▽ Instagramでの投稿例1

▽ Instagramでの投稿例2

▽YouTubeでの利用例

▽ブログでの利用例

腰椎椎間板ヘルニアに効くエクササイズ「ドローイン」を中心に

解剖学のフリーで使えるイラストはない?

沢山の資料で使いたい、という方は、商用利用可能で、著作権フリーの解剖学のイラストを使用できるサイトをいくつかご紹介します。

また、ココナラなどでイラストを発注し、購入して使用している方もいらっしゃいます。

こちらの記事もおすすめ

さいごに

ヒューマンアナトミーアトラスは学びの強力なツールですが、SNSやブログでの利用には著作権に関する注意が必要です。

Visible Bodyの利用規約を守り、適切にコンテンツを使用することで、トラブルを避けつつ、情報を発信していきましょう!